高槻市の不動産売却-「新築物件住んだ時点で20％も価値が下がる？」

築数カ月の中古物件を新築価格の-20%で売却して良いと言われれば「超優良客」として認定されるレベルです。よほど不便な立地や条件でなければ即日完売も狙うことが可能なほどの価格設定です。新築時の価格が6,500万円の築浅物件が、離婚や海外転勤などの理由で事故物件でもなく-20%の5,200万円で売却されていることになりますから、不動産買取業者も飛びつくレベルです。

そもそも、新築時の価格が高すぎるから価値が一気に下がると思っている方が多いように感じます。新築物件が高くなっていくのは、土地相場が高騰して居たり、技術が発達し中古物件の価格も高騰し、不動産業界が全体的にインフレしているからだと考えております。利益を沢山得ようとして、新築価格を設定しているのではありません。ただ日本人は新築を好みがちなので新築プレミアムという言葉も生まれてきました。

新築プレミアムとは、新築物件のみに発生する特有の価値のことを指します。 築浅でも、新築と呼べない物件であれば新築時よりも価値が下がることが一般的です。 概念的には、新築物件と新築直後の中古物件の価格差のことが新築プレミアムということになります。